OGREシリーズは大きな形状の変更がないのが特徴でもあるシリーズ。
唯一前作から大幅な変更がされたのが、このOGRE 2です。
2BA , SLEEK , No5 , STEAL と全ての規格で作成されています。
写真は2BAとSLEEKです。
2BA
長さ 43.50mm
重さ 16.20g
直径7.00mm
SLEEK
長さ 43.50mm
重さ 16.70g
直径 7.00mm
No5
長さ 43.50mm
重さ 16.50g
直径 7.00mm
形状の関係で重さに違いはありますが、長さと太さは同じ仕様になっています。
ちなみにこちらはSTEALのスペックです
長さ 44.6mm
直径 7.0mm
重さ 19.6g( セッティング重量22g)
バレル前方(2BA)
バレル前方部の特徴は、中央よりの刻印箇所が少し太めになっていることでしょう。
重心を中央にもってくるためにこの位置がやや太めになっていますね。
OGRE2の推進力の心臓部になっています。
この形状のせいか、OGRE2はストレートというよりもトルピードとして扱われていることもあるようです。
私個人としてはOGREはストレートとしておきたいですね。
バレル後方のグリップ部分。
これがOGRE2の最大の変更点であり、アニーの無敵の強さを支えたカットだと思います。
カットはグリップの中心にシンプルなダブルリングカットが2連。
バレル後方にはグリップを補助する異なるカットが施されています。
この時期のモンスターは、ダブルリングカットの使い方が本当に巧いです。
ダブルリングカットの間隔をやや広めにし、さらにダブルリングカットの前後にリングカットを配置することで、ダブルリングカットの程よいかかりの良さと、それでいてリリース時に邪魔をしない抜けの良さは絶品です。
リングカットではなくて、ダブルリングであることが最大のポイントですね。
こちらは4BA 前方部
4BAのバレル後方グリップ部分
こちらは2BAと同じカットで形状は変わらないですね。
このバレルは、細かいことは言いません。
もう実際に投げてみてください、そして驚いてくださいとしか言えないバレルです。
既に廃盤になってしまっていますが、OGREシリーズでは個人的に1番好きなバレルです。オーソドックスに2BA、より直線的に狙いたいならSLEEKがオススメです。
私はOGRE2 SLEEKを愛用していました。
全盛期のアニーを支えたバレルの1つで、日本最強のバレル。
ぜひ1度は投げてほしいバレルの1つです。
廃盤になっているのはおしいダーツ!
ぜひ復刻してほしいです!