鋼矢道

独断と偏見で自分のオススメ情報だけをお送りする NO DARTS NO LIFE な人のブログ

MONSTER OGRE 3 を投げてみた

この頃には無敵の強さを誇っていたANNIE

それもあってかOGRE3はOGREシリーズの中でも非常に人気の高いバレルです。

アニーの強さを支えていただけに、人気に違わず非常にバランスのとれたバレルです。

 

写真は上SLEEK 、下No.5になります。

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こちらは2BA

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各規格のスペックは以下

 

2BA , No.5 , SLEEK

最大径:7.2mm
長さ:43.5mm
重さ:18g ( バレル単体 16.5g )

 

STEAL

最大径:7.2mm
長さ:43.5mm
重さ:22g

 

長さと太さは全規格統一されています。STEALのみ重さ22gとなっています。

 

見た感じはあまりわからないのですが、実際にはOGRE2からアウトラインが改良されています。

OGRE 2 をベースにバーティカルカットが施されていて、最大径も少し太くなってます。わずかですが、0.2mm太くなり最大径7.2mmとなっています。

この辺は、微調整ですかね。握った感じはOGRE2から違和感ありません。

 

では、詳細を確認していきます。

 

バレル前方。写真はNo.5です。

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こちらはSLEEKのバレル前方。

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バレル前方には、これまでと違い、縦カットのバーティカルカットが入っています。

さらに最前部には垂直ではなく斜めにカットが入っていますね。 

この斜めのカットの効果については定かではありませんが、

アニーのニックネームでもある怪物OGRE(オーガまたはオグル)の爪痕を表現しているようなカットになっていて、デザイン性も高いバレルとなっています。

 

個人的には斜めに入ったカットは、アニーが左回転でダーツがを飛ばす際の空気抵抗を考慮して設計されているのではないかと思います。

バレル先端はバレルの進行上、空気抵抗を最初に受ける部分なので、バレル後方に対する空気抵抗にも影響を与える部分です。あえてカットを施すことで、空気の乱れをわざと起こし、ノーカット時よりも全体としての空気抵抗を減らすような効果があるのではないかと思われます。

 

次にバレル後方です。

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後方は各規格で差異はありません。

OGRE3では、バレル後部から中心部に向けて 直径6.6mm〜6.8mmの傾斜が付けられています。ストレートからよりトルピードに近くなりましたかね。さらに推進力が増す仕様になっています。

 

ただ、グリップ位置のダブルリングカット2連と前後のリングカット、バレル最後部のシャークカットはOGRE2から変更されていません。

このカット配置は本当にバランスのいいカットなので、ここが変更されなかったことは当時のアニーには好材料だったのではないかと思います。カットの変更はリスクを伴いますからね。

当時私もOGRE2を使用していましたが、OGRE3への切り替えはほぼ違和感なく行えました。より進化したOGREを実感できる変更でした。

 

実際に投げてみると、OGRE3はさらに飛ぶなーとの第一印象です。

OGREシリーズの特徴なのですが、目標に向かってまっすぐ飛び込んでいく感じが気持ち良いですよ。

私はSLEEKを使用していたので、ターゲットに直接吸い込まれる感は他に類をみない感じでした。

飛び過ぎると感じる人には2BAをお勧めしたいですね。

 

とにかくOGRE3も1度は投げてほしいダーツです。