今回はL−Styleのシャフトゆるみ止め「GOMU(ゴム)」を使ってみました。
ダーツを始めたばかりの方からすると何に使うの?って感じだと思います。
用途としてはシャフトの緩み防止です。
ダーツ投げてるとシャフトのネジが緩んできませんか?あれを防止するために使います。
特にカーボンや金属製のシャフトの場合、投げていると簡単にシャフトが緩んできます。プラスチック製シャフトなどと比べるて摩擦が少ないため、一投するだけでシャフトが緩くなってしまうんですよね。
投げるたびにシャフトを閉め直さないといけないのはストレスになりますし、投げるのに集中できないのでダーツの成績も悪くなります。
そのため今まではシャフトが緩まなくするために、O-ring(オーリング)というゴム素材をシャフトに付けてるのが主流でした。オーリングがバレルとシャフトの間で挟まることで、滑り止めになってシャフトが緩まなくなるようになるんです。
じゃぁO-ringでいいんじゃない?ってなると思いますが、O-ringには一つ問題がありました。
O-ringはネジの根元に付けるので、シャフトをバレルに付けたときに間のゴムがむにゅっとはみ出してくるんです。
バレルとシャフトの接合部に指がかかるプレーヤーにとっては、このゴムのはみ出しが違和感になったり、気になって集中して投げられなかったりで、ダーツの精度が悪くなったりするのです。
そこで考案されたのがゴムがはみ出ない「GOMU」という商品。
L-StyleのGOMUはいわばO- ringの進化版です。かゆいところに手が届くL-Styleならではの商品ですね。結構画期的な商品ですよ。
今回私もO-ringのはみ出しが気になってしまい、GOMUを使用することにしました。
こちらが実物です。
GOMUは2個入りで320円。オーリングに比べるとちょっと割高になっちゃいますが、それだけの価値はあります。
一応、オーリングはLシャフト専用ってことなので、今回はLスタイルのカーボンシャフトに付けてみます。
その前にオーリングつけたらどうなるかをちょっと見てみましょう。
これがオーリングを付けた状態。ネジ部分の根元にリングが付いているのがわかりますか?
こちらはO-ringが付いてない状態で・・・
こっちがO-ringを付けた状態
O-ringを付け無い状態でシャフトをつけると、この状態なのですが
O-ringを付けた状態でシャフトをつけると、こうなります。
ばっちりはみ出してますね。
では、早速GOMUを付けてみます。
まずは後ろからシャフトをGOMUに突っ込みます。
そして一気に押し込めば装着完了。
付きました。
ポイントは押し込む前の最初の時点でちゃんと奥まできっちり付けること。
中途半端な状態だとあとで直すのが大変です。
GOMUを付けたら、いつも通りシャフトをバレルに付けて行きます。
GOMUが付いているので、いつもよりも力を入れて付けないといけませんが、グリグリと最後まで回しましょう。
そして完成した姿がこちら
O-ringを付けていない状況と同じでゴム素材のはみ出しなどはいっさいありませんね。
これで安心してダーツに集中することができます。
今回はカーボンシャフトに付けてみましたが、もちろん通常のLシャフトなどにも装着可能です。シャフトのゆるみを気にする方は、結構使っている方もいます。
さらにはシャフトだけでなく、コンバージョンポイントなどにも使用可能です。
ハードダーツをされる方にも好評ですね。
「GOMU」という名前がちょっと別のものを連想させたり、L-Styleのキャッチコピーなんかもわざわざそっち方面に連想させるようにしていたりして、一部の女性に不評だったりしますが、物はいいものです(笑)
ただ海外でも最近認知度があがってきたL-Style。海外はセクシャルな問題にうるさいですし、PDCもそれでウォークオンガールを辞めたりしているので、今後海外でちょっと問題になるかもしれませんね。そのときは商品名が変わったりするかもしれませんね。