村松治樹プロの最新モデル、ターゲット ライジングサン 3.0
そのSTEALモデルを投げてみました。
治樹さんのライジング・サンって毎年ターゲットの最新技術を先取りしているんですよね。色々と楽しめるダーツです。
パッケージはこちら
スペックはこちら
【STEEL】
タングステン95%
全長:45mm
最大径:7.8mm
バレル重量:20.5g(ポイント込み)
参考までにソフトダーツモデルのスペックです
スペックは変わらないですね。ポイントの重量差くらいかなと思います。
【NO.5】
タングステン95%
全長:42.5mm
最大径:7.8mm
バレル単体重量:19.5g
【2BA】
タングステン95%
全長:42.5mm
最大径:7.8mm
バレル単体重量:19.5g
では、詳細をみていきましょう。
まずは全体。ライジング・サンの特徴でもあるバイカラーパックは前作から引き継がれていますね。鮮やかなブルーが2本とクロムコーティングのシルバー1本から構成されます。
まずは、STEALということでポイントからみてみましょう
箱からダーツを取り出して最初にびっくりしたのが、このポイントでした。
ストームポイントなのですが、マイクロカットが施されているんですよね。
これは知らなかったのでびっくり。
もちろん、これだけ細かい細かい細工がされているとボードへの食いつきがかなりいいです。ま、ボードの痛みは激しくなりますが(笑)
バレルとポイントの接合部です。ポイントの根元までびっしり加工がされています。
バレル前方部。
V-Streamカットと呼ばれる細やかなフィン状のカットが施されています。
グリップとグルーピング性能の強化に作用するとのこと。
このカット、かなり鋭い感じで手が切れそうなくらいでした。
写真だとなかなかわかりづらいかもしれませんが、縦にカットが入ってますね。
溝の無い部分の前と後ろには斜めの細かいカットも入っています。
バレル中央部。
リングカットがあって、ダーツを握った時のひとつの目印になります。
バレル後方部。
今回のバレルのコンセプト
~求めたのは『球』感~
の通り、もう見たまんま「球」ですね
球をつまむように、という村松プロのリクエストで設計されたようで
グリップエリアには、マイクログルーヴ+マットグリップ加工の新しい感触のダーツです。コントロール安定化するらしいですよ。
前回のライジング・サン2.1 で採用されていたマットグリップに、細かいカットのマイクログルーブが追加されたことで、カットなしのノーグルーブに近いですが、前作よりもカットがある!という感触が得られます。
そしてこれが村松治樹プロのセッティングにしてみたもの。
村松プロはシャフトが370くらいなので、全体的に長くなりますよね。
その分、直線的にダーツがとんでいきます。
最後に前作までのライジング・サンとの比較です
上から、1.0 , 2.0 , 2.1 ,3.0です。
並べてみると、アウトラインはあまり変わってないんですよね。
毎回大きく変わるのはグリップゾーンのバレル後方部分。
普通、この部分はあまり変えたがらないような気がするのですが、村松プロのチャレンジ精神が伺えます。
村松プロがモンスターに在籍していた時代から、バレルのくびれを利用して投げる、またはカットなしのバレルを投げる、を調子によって使い分けていたので、そのコンセプトだけはいまだにブレていないのかなと思われます。
今回ライジング・サン3.0を投げてみましたが、個人的な感想は、
3.0は1.0と2.1のいいとこ取りのハイブリットって感じかなと思いました。
自然にダーツが押せる形状ですし、カットも指に引っかからない感じですし
コンセプト通り「球」を指で押し出して投げるみたいな感触で、さすが村松プロって感じのダーツです。
ぜひ試してみてほしいダーツですね!
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