鋼矢道

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様々な憶測を呼ぶ JAPAN 北海道 男子決勝 鈴木 vs 村松 最終レグ クリケット詳細

優勝が決まる最終レグはクリケット

先攻鈴木プロ、後攻村松プロ

 

序盤からホワイトホースを出すなどして

村松プロが圧倒的に有利な展開

 

5R 終了時点で18、17、ブルを残し村松プロがリード!

 

鈴木 村松

- 20 -

- 19 -

   18 ///

// 17 ///

- 16 -

- 15 -

/// BULL

137 - 200

 

■■■6R ■■■

鈴木プロ ブル3本で

212 -200 とオーバまでが精一杯

 

後攻の村松プロ

18トリプル

シングルブル

 

ここで212-254とリードして残りはブル2本

村松プロはD-BULLを狙って試合を決めるか

18をプッシュするかで悩み時間を使います。

 

結果、プッシュを選択

18トリプルを決めて

212 - 308 と大幅にリードし優勝をほぼ手中に!

 

・・・と思われたのですが、ここで鈴木プロがなにやら審判に話しかけてます。

 

すると審判が台に向かって行き、台を操作してスコアを修正します。

誤反応かな?と思って観ていたら、スコアを修正することなくそのままチェンジボタン!誤操作かなと思ってみていたのですが、そのまま試合を継続!

村松プロの6Rの3本はノーカウントとして7Rへ!

 

この時点で中継を観ていた私には何が起きているのか私は全くわかりませんでした。

が、何と30秒のタイムオーバーで村松プロの6Rはノーカウントに!

確かに後で確認したら、3スロー目のスロー直前でタイムのカウントが0になっていました。

 

村松プロ、痛恨のタイムオーバー!

この時点で、ほぼ鈴木プロの優勝は決定的。

 

■■■ 7R ■■■

鈴木 村松

   18 ///

// 17 ///

/// BULL

212 - 200

 

この時点で鈴木プロは、18が3本、17が1本で優勝です。

通常は18か17を狙いに行き、入らなければブルでプッシュがセオリーですが

鈴木プロ、ここで18 17を狙わずにブルへ!

しかも3本ともブル!

なぜブル!(笑)

単純にプッシュをチョイスしたのか?それとも、このまま優勝することが後ろめたかったのか?!明らかになにかを考えた打ち回し!

 

ここが今回の「男気」と村松プロが言っているポイント!!

 

ブル5本で 337-200 とし鈴木プロがリード。

 

後攻の村松プロ

18 トリプル

18

18 トリプル

 

18×7本 で追い上げるも

依然として337-326 で鈴木プロリード

 

■■■ 8R ■■■

鈴木 村松

   18 ///

// 17 ///

/// BULL

337- 326

 

鈴木プロ

17 クローズ

BULL

18 クローズで優勝を狙うもシングルでクローズならず!

 

362ー326

 依然鈴木プロリード

 

後攻の村松プロ

18トリプルで得点オーバー!

残りはブル3本!

 

2投目は

シングル BULL

 

村松プロここでインブルで逆転を狙うために時間を使う!

 

でもここでも30秒のカウントが…

と思っていたら残りが0に!

ここでも30秒をすぎて、タイムオーバー!

 

そして3投目を投げる!

BULLはシングルに!

 

でも、またもやタイムオーバーか。。。と思いきや、今度はおとがめなし!

 

一体何なんだ???と思いましたが、今度は審判に申告していたらしい!

 

JAPANの30秒ルールは審判に申告すれば30秒すぎても大丈夫らしく、先ほどは申告なしに30秒過ぎたのでノーカウントになったらしい!

 

んー、わかりづらい!!!

 

■■■ 9R ■■■

鈴木 村松

/ 18 ///

/// BULL //

362- 380

 

鈴木プロは18を2本とブルで優勝!

18

18

で18をクローズ!

 

そして最後のブルを狙って

15!!ブルを外す!

 

ここも色々な憶測を呼ぶところ!

鈴木プロは何を考えて投げたのか!?

 

362ー380 

村松プロリードで残りはブル1本のみ!

村松プロはブル1本を決めれば優勝という場面でブルを決めて試合終了!

 

 

というわけで村松プロが優勝となりました。

 

それにしてもJAPANの30秒ルールわかりづらいですねー。

しかも今回は試合が決まる直前の出来事で、JAPANの特徴として優勝が決まる直前に解説が終了するのですが、解説が終了した直後の出来事で観ているほうも何がおこっているのか全然わからないというバットタイミング!

 

30秒タイムオーバーでのノーカウントはルールなので当然の措置ですし、鈴木プロの申告も当然の権利ですので全く問題ないと思います。

ただ、申告した鈴木プロのその後の試合運びはいかがなものでしょう。

その後のうち回しは、申告したことを後悔しているようにも見えましたし、勝負に徹することができなかったように見えました。

 

ルールの詳細を把握していないので何とも言えないのですが、

個人的には鈴木プロは申告せずにそのまま試合していたほうが、今後のためにもよかったのではないかと思います。

権利を行使したからには勝つ!ましてや鈴木プロは年間チャンピオンを争う選手。

ここは心を鬼にしてでも優勝が必要だったと思います。

 

果たして今回のプレーはフェアプレーだったのか!?真剣に勝負をした結果なのか!?それともエンターテイメントを重視した判断だったのか!?

実際に試合をしている選手にも、観戦しているファンにも、色々と議論を呼びそうです。