今期限りでの現役引退を発表している
神様 フィルテイラー
発売から少し経ちましたが
最後のシグネチャーモデルとなる
POWER G4を投げてみました。
ま、現役引退しても色々とバレルは発売されると思いますけどね(笑)
まずはパッケージから
ターゲットのパッケージは雰囲気ありますよねー。私すきです。
開封。ここはいつもの日本モデルのパッケージと同じです。
ブラックチタンコーティングいいですね〜。
かっこいいだけじゃなくて、強度もあがっです。バレル寿命も延びます。
そして、フライトがまたしても小さいw
では、バレルスペック。
バレル長:41.0mm
バレル径: 7.85mm
バレル単体重量: 20g
このモデルは日本向けのソフトダーツ用としてカスタマイズされているので、バレルの最大直径とかはフィルの使用しているスティールをソフトダーツ化したユーロモデルと比べると太めです。
そのためユーロモデルのソフトダーツバージョンと比べてもバレル単体の重さは日本モデルのほうが重いです。重いのが好きな私には好材料。
バレル単体で20gなので、セッティング重量は22g前後になります。
この辺は前回同様、いい変更点だと個人的には思います。スティールダーツの重さに近くなるのは、私にとってはありがたい。ユーロモデルはちょっと軽いかなーと感じるので。
細め、軽めがいいなという方はユーロモデルをオススメします(^^)
バレル前方。
ここはユーロモデルと違うところで、太めの縦カットが入ってます。
フィルテイラーのグリップのように、バレルを握った際、人差し指をバレルの上側に沿うように乗せてグリップすると、この縦のカットにピタッとハマります。
バレルの中間位置。
カット幅の狭い
ダブルリングカット✖️6です。
後ろ4つは縦カットが入ってます。
実際に私がグリップした際には、この後ろ4つのグリップとその後方のカットのない部分をグリップするような感じになりました。
縦カットが入っている分、指へのかかりは縦カットが無い時よりも強くなってます。
そして後方。
今回の売りのひとつでもある
サンドブラスト加工が施されてます。
握ってみると不思議な感触です。金属のヒヤッとした感じですが、ツルツルしてなくてサラサラしてます。
感触としてはグレーの紙ヤスリありますよね?耐水ペーパー。
あれの目が一番細かいものを金属に直接吹き付けたらこんな感じになるのかなと思いました。
カットレスの部分は加工なしだと滑りすぎる感じもあるので、サンドブラスト加工はなかなかいい感じですよ。
では早速投げてみます。
実際に付属のG4シャフトを使用するとセッティング重量が23gくらいになります。
なので…
付属のチタンシャフトを使用するとダーツ後方にやや重心が移ってしまい、個人的には後ろが少し重いかなと感じたのでシャフト・フライトはコンドルにしてみました。
ちなみに、スティールダーツでは刺さったダーツは上向きになるのが一般的でふが、フィルテイラーの場合は刺さったダーツが並行よりもやや下を向きます。
私も投げててシャフトがチタンシャフトだと後ろが引っ張られてるような感じがしました。刺さりも並行になる感じ。
フィルテイラーはこの刺さり方を意図的に行なっているので、フィルテイラーのダーツはシャフト込みで設計されてると思います。
ちなみに、コンドルセッティング重量は22g弱くらいになります。
写真はコンドルのLサイズなのですが、投げててLサイズはちょっと長すぎるかなーと。コンドルSサイズが私にはちょうどよかったです。
やはりフィルモデルはいつもそうなのですが、ダーツの全長が短いほうが、直線的で安定感が出しやすいです。
これはフィルモデルに限らず、砲弾型に共通で言えることですけど。
スローの際はカットレスの部分をメインとして、カット部分は補助的な感じで投げてみました。
カットを使わないのはバレルに力を伝えるのがシビアになりますが、逆にカットに引っかかっての失投も減って、私は好感触でした。
しばらく、これをメインで使ってみたいと思います٩( 'ω' )و
今回のモデルは、フィルテイラーがユニコーンに在籍していて全盛を誇っていた時代の形状への回帰だと発表時から噂されていました。
フィルテイラーの手の形状にマッチするのはこの形だということと、今年最後ということで、その意気込みを反映した形になっているのではないかと思います。
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