最近オンライン対戦もできるようになり、何かと話題の家庭用ダーツボード
ダーツライブ200Sのセグメント(ダーツの盤面のパーツ)の交換をしてみました。
これが我が家で使用している200S。
ブル回りのシングルセグメントが割れてます。
その他、折れたチップが詰まっていたりしています。
今回は割れて穴が開いているセグメントパーツを交換するのと、詰まっている折れたチップの除去を行います。
穴アイテル。。。
チップ詰まってる。。。
ヒビあり。。。
こんな状態です。
ちなみに交換用のセグメントパーツはダーツハイブさんのオンラインショップで購入することができます。
実は他では手に入りません。。。たぶん、ダーツハイブさん独占です。
あと、ダーツハイブの実店舗にも置いてないと思います。みたことないです。
購入する場合は1個、264~330円です。シングルセグメントが330円です。
今回は交換用にシングルセグメントを数個購入しました。
ちなみに、自分で交換する以外にもダーツハイブさんに全セグメントを交換してもらうということもできます。ただし、その場合にかかる費用は17490円!もう1個買うのとあまり変わらないw
あと受け付けていない時期があります。この記事を書いたときは全交換は受け付けていませんでした。もうこうなっちゃうと自分でやるしかないってなりますよね。
ここで注意事項が2点ほど。
① セグメントの交換を自分で行った場合、裏蓋を開けたその瞬間から(ひょっとしたらねじを外したり、裏蓋を開けようとした痕跡がついた瞬間から)、メーカーの保証対象外になってしまいます。ダーツハイブのセグメント全交換のサービスも受け付けてくれなくなります。裏蓋を開けたが最後、壊れたら自分で直すか、買い替えるかです。ちょっと覚悟が必要です。
②交換用に購入するセグメントは200S用のセグメントでなければいけません。
似た商品としてダーツライブ ZERO-BOARD用のセグメントというのがダーツハイブさんで売っています。規格が違うのでこれを間違えて買うと取り付けられません。ご注意を。(私は間違えて買ってしまいました。。。)
ちなみにゼロボードとは↓です。
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セグメント交換についての詳細はこちらのページを参考にしてください。www.dartshive.jp
ちなみに今回は電源部分が陥没しているのもついでに直そうと思います。
強く押しすぎるとこうなります。。。陥没したまま戻ってこなくなる。常に電源ONの状態になっちゃいます。この状態になると電源抜き差しして電源ON,OFFしないといけなくなります。
交換作業を開始する前に、最低限用意しなければならない工具があります。
ドライバーです。
途中でねじ穴がすごい小さいねじが登場します。
小さいねじ穴に対応できる精密ドライバーみたいなものを用意しておく必要があります。わたしは100均で一番小さいマイナスドライバーを使いました(わざわざ買ってきました)。
最低でもドライバーは普通のものと小さいねじ穴用の2種類の大きさのものが必要になります。
では、交換作業を開始します。
まず右下にある電池パックを外します。外さなくてもいいですが、なくなると嫌だったんで外しました。
次に裏面のねじを隠している丸いゴムを外します。両面テープでくっついています。
これです。全部外します。
こうなります。中からねじが出てきます。
丸ゴムを外すときはマイナスドライバーなどを滑り込ませて、ゆっくりはがします。一気にはがすとゴムが破れます。私は精密ドライバーを使いました。
滑り込ませる。。。
真ん中の穴に突っ込んで、持ち上げてはずす。
全部はがしたら、ねじはずしていきます。
ドライバーは力の入れやすいものを選びましょう。
小さいものは力が入らなくて使いづらかった。。。
こういう感じの持ち手が大きいもののほうが作業しやすいです。
全部外します
全部外したら、裏蓋を取ります。これが一番大変な作業。
なかなか外れないのですが、止まっている個所は両サイド6か所ずつです。両サイドの丸い部分をしならせて持ち上げて、裏蓋から外す感じでしょうか。。。
プラスチック製の爪でとまっているだけなので、力任せにやると爪がわれます。両サイドの爪をやさしく全部外してあげるつもりでやりましょう。
爪は全部で12か所です。両サイドに4つずつ。上下の角に合計4つあります。各サイド6個ずつですね。
最初、裏蓋が外しずらいときはドライバーなどで隙間を開けたりして作業しました。
こんな感じで外れます。
裏蓋を外した状態の本体側。
これは裏蓋
これが裏蓋の爪です。簡単に折れそうですよね。
こっちは本体側の爪の受け側。これに引っかかっているだけです。
ここからはセグメントを交換するために中央の部品を外していきます。
最初にあったスポンジ状の一番外側のシートを外した状態がこれ。
中央のスパイダーのような部品がねじで固定されているので、ねじを全部外していきます。
真ん中に4つのねじがあります。これがねじ穴が小さいやつです。精密ドライバーで外します。
外側の黒いねじ、これも全部外します。
左下や右下の基盤部分はいじらなくていいので触りません。コードなどを傷つけないように注意しましょう。
スパイダー上の固定部品を外した状態。
ダーツの刺さりを検知するための透明のシート(メンブレンセンサーっていいます)が2枚重なっているのと、その下に刺さった時の衝撃を緩和するためのゴム状の白いシートがあるので、それを外します。これはねじで固定されていないので、外すだけです。
透明な2枚のシートは左下の基盤とつながっているので、つながった状態のまま横によけておきます。
白いゴム状のシートを外したらセグメントとご対面。
セグメントの交換と掃除をしていきます。
セグメントは持ち上げれば簡単に取り外せます。
折れたチップが詰まっている場合、表から先のとがった丈夫な針状の金属やハードダーツなどで押し込むか、裏からラジオペンチなどでチップを引っ張るかなどして取り除きます。
シングルセグメントの場合はこんな感じ
割れたセグメントは、交換用のセグメントと交換します。
ちなみにシングルセグメントは、白と黒のセグメントがありますが、白のほうが圧倒的に壊れやすいです。簡単に割れます。逆に黒は全然割れないです。これはたぶん材質なんでしょうね。。。
なので、今回白のセグメントは壊れにくい黒のセグメントに交換することにしました。
セグメントの交換と掃除完了!
では元に戻していきます。
保護シートは向きに気を付けて設置。くぼみがあるほうが下です。
メンブレンセンサーを設置
そのあと固定用のスパイダーを設置して、ねじで止めます。
この部品は向きがあります。外側に矢印が1か所ついているのですが、写真でわかりますかね?
この矢印が左下になります。
ねじをとめます。
最後に外側の保護シートを設置。これも穴が3つ空いてるほうが上になります。
あとはついでにやろうとしていた、電源の陥没の修理ですが、これねじが外せる位置になくて部品が外せませんでした。。。なのでドライバーで押し出す感じで直しました。
裏蓋をはめて一通り作業が終わったので、ここで通電して反応を確認します。
この時点では裏蓋のねじはまだとめていません。
誤反応しているようであれば、再度作業をやり直すので、裏蓋のねじをとめる前に反応のテストをします。
通電して、ダーツライブのアプリを起動します。
ダーツを落としてみたり、指で押したりして正しく反応するか確認します。
アプリは200Sの専用アプリか、最近リリースされたβ版ですがダーツライブホームを使います。
確認は全部のセグメントとボタンをやりましょう。シングル、ダブル、トリプル、ブル、インブル、スタートボタン、チェンジボタン、全部です。
確認するときはクリケットを4人対戦で初めて指押しして反応を確認すると楽でしたよ!
専用アプリ
こっちはダーツライブホームです
確認が終わったら裏蓋をねじで止めます。ねじ穴を隠すゴムも両面テープなどで貼り付けます。
完成!一部黒くなりましたけど、どうですか?私は全然気にならないです。むしろ全部黒にしてイーグルアイみたいにしたい。
このあと投げてテストもしましたが、誤反応もなく完璧にメンテナンスできました!
この一連の作業をするのにかかった時間は約2時間半くらいでした。
それなりに大変な作業でしたが、1番大変だったのは裏蓋を外す作業でしたね。
メンテナンスをするのにかかった費用は、セグメント2個の交換費用で660円。リスクはありますが、費用もかなり抑えられたので大満足です!
快適な家投げができるようになったのを考えれば、やってよかったなと思います。
セグメント交換を考えている人は、ぜひご参考にしてください。
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