アニーと言えば、最初に思い浮かぶのはやっぱりburnです。
特に個人的に印象深いのは2008年のburnです。
団体やプロアマ関係なく、今一番強い奴を決める大会が『burn』
そのburnで無双の強さを見せつけてきたのが橋本守容ことアニー。
2008年の優勝以降、4年連続で優勝し、誰がアニーを止められるのかという思いで毎年楽しみにして観ていました。
2007年には決勝ラウンドの予選のロビンに1人欠場者がいて、誰だよ!burn欠場するなんてやつ!と思ったら、アニーでした(笑)
翌年の2008年に出場の際には、2007年の欠場は朝寝坊での失格だったと知り大爆笑。一番のライバルは「朝寝坊」って言ってたのには納得しました(笑)
出場すれば優勝するとの前評判通り、この年優勝。
圧倒的な強さで、まさに【最強】でした。
ダーツではエンターテイメント性も求められるため、ガッツポーズやシャウトなど観客へのアピールもプロとして必要だと世間的にと言われる中、それが出来ないのがアニー。
当時のアニーはシャウトすることもなければガッツポーズもない。優勝が決まった瞬間ですら、ガッツポーズも無くどうしていいのかわからずステージをウロウロ。
解説から来年はもっとガッツポーズを練習したほうがいいと言われたためなのか、翌年にはちょっとガッツポーズをする様になったアニーでしたが、控えめなガッツポーズ(笑)
そんなアニーがみんな好きだったんだと思います。
私は試合中のシャウトや過度のガッツポーズはあまり好きではないので、アニーのアピールしないダーツ、圧倒的な力で相手の心をへし折りねじ伏せるダーツが大好きでした。
圧倒的な力でねじ伏せるのは
相撲の『横綱』 と同じですね。
日本人が理想とする『王者』の姿だったのではないでしょうか。
私は橋本プロとは個人的な面識はないのですが、ダーツで上手くなりたいと思う人にとっては憧れであり、1つの目標だったと思います。
1ファンとしてあのダーツがもう観れないのかと思うと非常に残念でなりません。心にポッカリと穴が空いたような気持ちです。
burnを観たことのない人は、ぜひ一度観ていただきたいですね。