OGREシリーズ第4段
OGRE 4
私個人としてはV4があるので第5段だと思っています。
OGRE 4 は 2BA / No.5 / STEEL 3種類で展開されました。
ここで一番残念だったのが
SLEEK( 4BA )が無くなったこと。
この辺からモンスターで4BA の発売がなくなり、No.5がモンスターで推されるようになりました。
当時4BA使いだった私が一番戸惑ったのがこの時期でした。
橋本選手もそうだったかはわかりませんが、この辺りから徐々に調子を落としてきた印象があります。
スペックです。
OGRE Ⅳ 2BA , No.5
バレル単体重量:16.5g
直径:6.8mm
長さ: 43.5mm
OGRE4は初代OGRE以来のストレート形状ということになっています。
2と3は一応トルピードの扱い。
ただ、ストレート扱いですが、グリップ部分にはテーパーが入っているとのことで前作までと印象はさほど変わりません。
バレル前方。
OGRE3 V4 で採用されていた斜めのバーティカルカットが採用されています。
より左回転をかけやすいようにとの狙いですね。
実際このカットどうやって使うんですかね?左に回転をかけるので、右手の中指か薬指でリリース時に上に弾く感じでしょうか。
私はこの部分のカットが使いこなせませんでした。
バレル後方。
グリップ位置のカットは、2と3で使用されていたカットから変更されています。
ダブルリングカットはリング間のカットの幅が狭くなりました。
またダブルリングカット2連のカットの間にはシャークカットが配置され、ダブルリングカットとシャークカットが交互に配置されるように変更されています。
握った感じも今までとは感触が少し違いますね。
カットのかかりは、シャークカットが間に配置されたことからか、以前よりもかかるな!との印象を感じました。
その分、カットを巧く使えばより少ない力で直線的に飛びます。
OGRE 2、3のダブルリングカット2連からの変更は、個人的には大きな変更でした。
それほど前作までのカットが絶妙だったので、挑戦的なカット変更だったと思います。
実際に投げた感触では、今までメインのカットだったダブルリングカットは間に配置されたシャークカットの補助的なカットになった感じがしました。シャークカットをメインに使って投げている感触です。
よりバレルに力が伝わり、よりターゲットに直線的に飛び込むようにする狙いがあったのではないかと個人的に推測してます。
とはいえ、そこはOGRE。安定感抜群の バレルに仕上がってます。
直線的に飛ばしたい方にはオススメなのは間違いないです。
アニー本人はフライトは小さめのセッティングでしたが、フライトを小さくすると飛びが不安定になるので、シェイプフライトと300〜330ミリくらいのシャフトが安定感があり直線的に投げられて、個人的にオススメです。